人工涙液、洗眼剤、抗菌性点眼剤、アレルギー用点眼剤について紹介します。
人工涙液は主にコンタクトレンズ使用者に向けて開発されていたが、最近はコンタクト使用の有無にかかわらず、目が疲れやすい、乾くといったドライアイ患者に受け入れられるようになった。
ドライアイに悩む人は800万人以上と推定されるています。パソコン作業など、目を酷使する機会の多い現代では、毎日のように点眼剤を使う人もいる。高粘度タイプや清涼化成分を配合したタイプなど、製品は多様化し、販売数も順調に増えています。
アレルギー用点眼剤は、1997年に医療用医薬品からスイッチされたクロモグリク酸ナトリウム、もしくは2007年にスイッチされたケトチフェンフマル酸塩を配合した製品が中心。
毎年花粉症の時期に売り上げを伸ばすが最近では花粉症だけでなく、通年性レルギーの患者にも使用されるケースがある。
洗眼剤は、小林製薬の「アイボン」シリーズがトップブランドで、2009年3月期末の国内シェアは62.3 %を占める。
少ない薬液量で洗う洗眼剤より、流水による洗浄を勧める眼科医もいるが、「洗眼剤は気持ちがいい」としてユーザーからは人気が高い。
抗菌性目薬はものもらい(麦粒腫)や結膜炎に悩む人向けで、コンスタントに売れる定番品です。
なお近年では、防腐剤は目に刺激を与えるという認識が広がり、「防腐剤フリー」をうたう製品が増えている。
1回1本使い切り型の「ユニットドーズ」製品などがそれです。
ボトルタイプの点眼剤では容器の形状や添加物の工夫などで防腐剤フリーを実現しています。